カチインターナショナルのお仕事_リバースエンジニアリング

こんにちは。

カチインターナショナルです。💕

もうすっかり寒くなり、本格的に冬が始まりましたね。

今日はバースエンジニアリングについてご紹介します。
リバースエンジニアリングはご存じのように既存の製品を復元、分析をすることをいいます。製造工程をリバース(逆)することからこのような名前がつきました。





リバースエンジニアリングは例えば昔の自社製品で探せなかった資料を再作成したり、他社製品を分析したりする場面で活用されます。特に他社製品の解析の場合、製品の著作権や特許などから知的財産を侵害しないように注意を払う必要がございますが、復元・解析・改良を行いながら知恵を得られる事も可能でしょう。

弊社はパートナー会社との協力でリーバスエンジニアリングサービスを通じ、ハードウェアの場合は部品リスト、図面図など基板を復元したり、ソフトウェアの場合ですと他社の製品と互換が可能な製品作成のためのご協力だったりをしております。

特に時間が経ちすぎて設計図を無くしたり、技術情報の習得、特許権が侵害されているかの確認などが必要な場面でリバースエンジニアリングがお役に立つと思います。

*リバースエンジニアリングのメリット
このサービスは既存製品の解析や分析、仕様、部品の構成、設計などをわかることができます。設計図を作ったり、製品の動作原理をわかったりすることができるのでお客様の色んな悩みに対応できます。
 - 海外工場で生産されているOEM製品の不具合対策
 - 知的財産に関する解析実施が必要
 - 外注の基板の生産終了に対応
 - 自社製品の性能向上のための既存製品の設計図が必要
 - 古い機器で基盤のメーカーサポートが終了してしまい、在庫が有るうちに複製したい






*リバースエンジニアリングに関する法律
 - 特許法
「業としての実施」というものが特許権侵害要件にはありまして、”実施”とは特許品を製造したり、販売したりなどをする行為をいいます。
リバースエンジニアリングは購入した製品をあくまでも分解、解析することです。
ただ、リバースエンジニアリングから得た情報の中には知的財産権で保護される情報も存在します。そのままのご使用は知的財産権に触れる可能性があります。

 - 不正競争防止法
"正式ルートで購入すると他社の製品の所有権は購入者に属しますので利用、処分などの使用は購入者の自由でございます。
"

 - 営業秘密
"詐欺、脅迫などに使用した場合は営業秘密の不正取得行為に適用されます。
原則としての不正競争防止法により保護される営業秘密は企業管理性、有用性、非公知性があります。"





*多層基板の復元
"基板の場合おおくは4層基盤が用いられていますが、高密度実装が必要な機器では6層から8層、高性能パソコンは数十層のケースもございます。
このような多層基板はとても複雑かつ少型化しているためリバースエンジニアリングしにくい構造が多く、それらの多層を復元するため一層一層削ったり、剥がしたりする工程が必要とされます。その作業に当たり、大きな損失が生じたりするため、豊富な知識と技術力が必要とされます。"
弊社は現在最大で14層までの多層基板の対応が可能でございます。
回路図がない場合にも相談を承っておりますので、他社から断れた案件とかもお問い合わせください。


miyoung@gachisada.com


* お仕事の流れ
打ち合わせ → 基板撮影 → リファレンス付与 → 部品型名、種類抽出 → 実装部品取り出し → 撮影画像のプリントアウト → 各種部品調査 → 基板上層からの剥離 → 信号線接続先抽出 → 配線リストの作成 → 回路図の作成 → 部品リストの作成 → 納品


* 特徴
多層基板リバースエンジニアリング対応可能
生産中止製品の復元、図面の作成
既存製品の技術解析、仕様変更






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